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こちらがUSBトリプルフットスイッチというパソコン用のフットスイッチです。

これを、顕微鏡治療の画像を取り込むパソコンに接続することで

顕微鏡治療をおこないながら、両手がふさがっていても足で録画の開始や停止、静止画の保存、全画面表示などが可能になる優れものです。これにより、治療中のマウス操作やアシスタントのリモコン操作はなくなることが可能です。

3つのスイッチの機能は、任意で設定できるためいろいろ環境に合わせて設定するとよいでしょう。
パソコンに取り込むためのソフトはアマレコTVとの組み合わせがおすすめです。

顕微鏡歯科ドットコムでは
顕微鏡治療動画を詳しく解説しています。


歯科用マイクロスコープから、出力された映像をパソコンに取り込むには、

歯科用の有料機器、ソフトなどがありますが、とても高価で(100万円近く)

録画だけに使用するものに、なかなかそこまで費用をかけられないのが現実ではないでしょうか?

一般向けの安価なソフトやパソコン付属のソフトで取り込むことも可能ですが、

録画中に静止画をキャプチャーできなかったり、
非常に動作が重かったり
いい画質で保存できなかったり
録画中のプレビューが小さかったり

などなどの問題があり、これといったものがないのが現状です。

そこで、顕微鏡歯科ドットコムがおすすめしたいソフトは、

フリーソフトの「アマレコTV」

です。上記の問題をすべてクリアーでき、全画面表示のプレビュー、録画中の静止画撮影、さらに無劣化での動画録画が可能という素晴らしいソフトです。

ユニットの横にパソコンがある環境なら、このソフトをインストールして、無料で動画の録画環境を構築できます。なんども言いますが素晴らしいです。

最後に無料、無料といいましたが、コーデックを購入\1,260(税込み)するとロゴは入らなくなるので、
ぜひコーデックを併せて購入するとよいでしょう。

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今年4月発売以来、ペントロン社製歯科用マイクロスコープ「ブライトビジョン」は
高品質なレンズと扱いやすい操作性、そして圧倒的な低価格がマイクロユーザーにうけて、
発売3ヶ月弱で歯科用マイクロスコープ業界には珍しい大ヒット商品となった。

現在は、ペントロン社以外でもケーオーデンタルでの購入が可能になり、ケーオーデンタルショールームに展示してあるとのことで、ご購入を考えている先生方は実際にチェックしてみるとよいでしょう。

そんな中、今年の国際デンタルショーにおいて早くもペントロン社より新機種2機種がでるとのことです。
1つ目は、省スペース版マイクロスコープ
2つ目は、LEDライト搭載ブライトビジョン

とのことです。10月がとても楽しみですね!

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現在、デンタ300やユニバーサ300などのライナップがあるメーラー社が更なる新機種を現在開発中とのとこです。
開発中の機種の詳細はまだわかりませんが、カールツァイス社製のプロエルゴ(Proergo)に対抗する機種との情報もあります。
発売は来年になるとのことで、とても楽しみですね!

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こちらは、最近モデルチェンジしたマニーの歯科用マイクロスコープ「マニースコープZ」です。
固定鏡筒ながら、なかなか見える光学系レンズを搭載し、光源も150W標準搭載で明るくみえます。

価格帯は1CCDで170万円、CCDカメラ無で152万円です。

なんと、CCDカメラを装着しただけで18万円も高くなってしまいます。

そこで、おすすめなのはCCDカメラを自分で用意する方法です。

自分で用意するには、CCDカメラとCマウントレンズ(マニー製)が必要になります。
Cマウントレンズは定価¥37,500 CCDカメラは1/2CCDで1万円(韓国製)~5万円ぐらい(日本製ワテック社のWAT-221S)で購入できます。

つまり、自分で用意すれば5~9万ほどでCCDカメラの導入が可能です。

というわけで、おすすめはCCDカメラ無タイプの「マニースコープZ」をできるだけ値引きしてもらいましょう。

顕微鏡歯科ドットコムでは歯科用CCDカメラの取り付け、調整方法をご紹介しています。

mpc.jpgこちらが、顕微鏡歯科ドットコム推奨のマイクロスコープの録画システムです。
小型PC(30×20×19センチ)にハイスペックな機能を搭載し、フットペダルによる操作で録画や静止画記録が可能(シャッター音あり)、録画容量は2TBの大容量。HDMI出力で大画面テレビなど2画面同時出力が可能。入力形式はアナログからフルハイビジョンまで可能でさらに音声録音のできます。録画形式は高圧縮モードから無劣化形式まで選択できます。
つまり、従来の録画システムと比較して圧倒的に高性能で省スペースな録画システムといえます。
しかし、この「マイクロキャプチャーPC」ですが、実はどこにも売っていません。
作るしかないのです。10万円ほどで制作可能です。

顕微鏡歯科ドットコムではマイクロキャプチャーPCの導入方法を紹介しています。

avsec.jpg現在、歯科用マイクロスコープの顕微鏡治療を記録(動画、静止画)するためには、おおよそこのような装置が必要になってくる。分配した1方にはHDDレコーダーによる録画、もう一方は主に患者様に説明するための静止画をキャプチャーするためのパソコンである。
そのため、大きなマイクロスコープを設置しているにもかかわらず、さらにユニット周辺には様々な機器の設置が必要となってしまう現状があります。
そのため近年、歯科用マイクロスコープの動画記録装置が注目をあつめています。
しかし、設置スペースや価格面など理想的なものはまだありません。

顕微鏡歯科ドットコムでは、マイクロスコープ動画録画装置のページで歯科用使うことのできる動画記録装置の機種別比較をおこなっております。
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2010年4月より発売予定のライカの最新型マイクロスコープがM320である。

このマイクロスコープは世界中の歯科医の意見を参考にライカが開発した新しい歯科専用マイクロスコープとのことである。

その洗練されたフォルムはまさに最新鋭である。
映像ケーブルや光ファイバーケーブルをアーム内に収納することによりシンプルでなりよりも見た目がカッコよくなっている
さらに驚いたのはその高性能である。なんとハイビジョンカメラを標準搭載し、さらに内蔵カメラのSDカードに動画、静止画を記録することもできる。つまり、拡大視野、照明そして記録がこのM320、1台でおこなえてしまうのだ。
そして、光源もこれまた新しいLEDライトをダブルで搭載している。そのライトの寿命はなんと60000時間!とのことで、球切れの心配はほぼ無用といったところだ。
光学レンズは前機種よりグレードアップし上位機種と同じ最高級レンズを採用している。

価格帯は450万のとことで、ちょうど他社のミドルエンドクラスと競合すると思われるが標準でHDカメラと録画機器を搭載していることを考えると、かなりお買い得かもしれない。

まさに「あのライカの白い奴は化け物か!?」と思わせるマイクロスコープである。

ただ、チョット気になるのが、照明用調整つまみなどが左側についていること。
通常左手はミラーをもっているので、操作しにくいと思うのですが‥
倍率変更用つまみも、なぜかハンドルの根元近くにあって操作が‥
そして、気になるLEDライトですがこれも個人差が分かれるかもしれません。
照明は強すぎるぐらい、明るいのですがキセノンと比べても白色がキツすぎる印象をもちました。

それでも現在唯一、HD動画撮影と記録装置を内蔵する画期的な素晴らしい最新鋭マイクロスコープがライカM320である。

顕微鏡歯科ドットコムでは、歯科用マイクロスコープ図鑑でいろいろなマイクロスコープを大紹介しています。


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2010年発売ペントロン社より発売された歯科用マイクロスコープがブライトビジョンである。

ブライトビジョン マイクロスコープの主な特徴

  • Schott社製のハイスペック、アポクロマティックレンズを採用しており、色収差を低減した、にじみのない明るく鮮明な術野を視認することができる。
  • 丈夫なアームで支えられてあり、バランスがよいためとても操作性がよい。
  • 光源は150Wハロゲンライトで、カールツァイス社のマイクロスコープ等と比べると暗いが、メーラー社デンタ300より明るく感じる。
  • ロテーションリングやビームスプリッター、カメラアダプターさらにエクスエンションアームなど豊富なオプションがあり、拡張性、互換性がある。
    (ただし、重心バランスが悪くなり、操作性も低下する。)
  • コストパフォーマンスがかなり高い。
カールツァイス社のマイクロスコープPicoに勝る点はさすがに価格のみであるが、
他社のミドルエンドクラスには性能面でもかなり匹敵するほどの完成度である。

この高性能で価格の抑えられたマイクロスコープの登場により、新しい選択肢が可能になった。

「ミドルエンドクラスを1台導入するか?または、ブライトビジョンを2台導入するか?」

いずれにせよ、今後の顕微鏡治療の普及に大活躍してくれそうな、マイクロスコープの登場である。


顕微鏡歯科ドットコムでは、マイクロスコープ図鑑にてマイクロスコープを機種別に大紹介しております。


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最近、ヨシダから発売されているマイクロスコープ デンタ300。

デンタ(DENTA)300は耳鼻科など医科用のマイクロスコープで定評のあるドイツのメーラー社が、歯科用に開発したもので、じつはだいぶ以前から東京歯材社で発売されています。

医科用マイクロスコープと比べてかなり軽量、コンパクトです。光学レンズもクリアーな明るい画質でよく見えます。

歯科用ということもあり、鏡筒部の可動域はかなり広くこれにより上顎口蓋側部なども直視で治療することが可能です。さらにローテーションリングが標準装備されており、姿勢を傾けずに治療をおこなえます。
価格は400万円ほどですが、他社のローテーションリング、CCDカメラ付きのスタンダードモデルのマイクロスコープと比較すると、デンタ300は標準仕様でフル装備なので、割安感があります。

しかし、注意が必要な点もあります。

光量が他社にくらべると若干低く(集光により改善できるが...)特に、最大倍率にすると光量不足が気になります。光量不足を改善するにはオプションのキセノンライトになってしまいます。

ローテションリングを含め、可動域も広く使いやすそうですが、覗いたままの操作は容易ではなく、ピコモラーと比べると操作性、アームの安定性はかなり劣ってしまいます。

標準で1CCDカメラが付属しているが、ビームスプリッターなどの接続は不可、そのため1眼レフカカメラなどは装着できないため、拡張性は乏しいです。

それでも、スタンダードモデルのマイクロスコープとしてはコンパクトで省スペース、多機能な素晴らしいマイクロスコープです。

マイクロスコープは大変高い医療機器ですから、購入にあたり、どこに重点を置くかが重要と思われます。

顕微鏡歯科ドットコムでは顕微鏡図鑑で各社のマイクロスコープを紹介しています。