ブライトビジョン マイクロスコープのレビュー

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2010年発売ペントロン社より発売された歯科用マイクロスコープがブライトビジョンである。

ブライトビジョン マイクロスコープの主な特徴

  • Schott社製のハイスペック、アポクロマティックレンズを採用しており、色収差を低減した、にじみのない明るく鮮明な術野を視認することができる。
  • 丈夫なアームで支えられてあり、バランスがよいためとても操作性がよい。
  • 光源は150Wハロゲンライトで、カールツァイス社のマイクロスコープ等と比べると暗いが、メーラー社デンタ300より明るく感じる。
  • ロテーションリングやビームスプリッター、カメラアダプターさらにエクスエンションアームなど豊富なオプションがあり、拡張性、互換性がある。
    (ただし、重心バランスが悪くなり、操作性も低下する。)
  • コストパフォーマンスがかなり高い。
カールツァイス社のマイクロスコープPicoに勝る点はさすがに価格のみであるが、
他社のミドルエンドクラスには性能面でもかなり匹敵するほどの完成度である。

この高性能で価格の抑えられたマイクロスコープの登場により、新しい選択肢が可能になった。

「ミドルエンドクラスを1台導入するか?または、ブライトビジョンを2台導入するか?」

いずれにせよ、今後の顕微鏡治療の普及に大活躍してくれそうな、マイクロスコープの登場である。


顕微鏡歯科ドットコムでは、マイクロスコープ図鑑にてマイクロスコープを機種別に大紹介しております。


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このページは、顕微鏡歯科が2010年3月 3日 02:41に書いたブログ記事です。

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